【特 性】
1. 節成性50〜80%、1〜2果成を示し、子枝・孫枝とも節成になり1〜2果成を示す。
2. やや丸葉の中位で、茎中位、樹勢は中位。生育はやや早く、スッキリとした草姿を示し、収穫し易く省力。子枝は徒長しにくい枝が確実に発生。孫枝放任品種。
3.果実は長さ22〜23cm、収穫が早い中生種で、高・低温期でも色・艶が落ちず、市場評価の高い胡瓜が収穫できる。
4.果実肥大が早く、低温寡日照期でも安定して且つ、連続して多収穫となる。
5.耐病性については、特に褐斑病・うどんこ病に極強く・べと病などにも強い。
【適応作型】

【栽培上の注意点】
定植後の活着をスムーズに行う事が大切で、活着後勢いが出始めるまでは、こまめに潅水をする。活着後はやや潅水を控え、ハウス内の湿度管理に注意(過乾燥にしない)しながら生育させる。
秋蒔きは草勢が強い品種ですので活着後は這わせたりして生育を急がせないことが大切です。
本葉14〜15 枚程度になったら下葉3〜4 枚を早めに除去し,通風や光線を優先させる。
雌花が2本程度肥大始めたら、潅水を行い果実肥大を促してやる。この時一度に多量の
潅水を施すとバランスを崩すことになるので、徐々に潅水量を増やして行くようにする。
側枝は、6~7節までは除去し、全節1 節の摘芯をし、孫枝は退化ぎみで出て来るが、成
長点の確保(4 本程度)をしながら摘芯をする。
収穫が始まったら中段の葉を込み合う所より1〜2 枚程度除去し、順次摘葉を行う。
孫つるは、長側枝は摘芯。退化側枝は放任中心の管理をする。
本種は、果実肥大が早い品種の為、肥料切れにならない様にこまめに液肥潅水を行なう。
※さらに詳しい情報は、弊社営業マンまでお問い合わせください。