【特 性】
1.節成性80〜90%、ほぼ1果成を示し、子枝・孫枝とも節成になりほぼ1果成を示す。
2.やや丸葉の小〜中位で、茎太く、ゆっくり生育し、徒長しにくく、ガッチリした草姿を示す。
小枝はゆっくり徒長しにくい枝が確実に発生。
3.果実は長さ22〜23cm、高・低温期でも色・艶が落ちず、市場評価の高い胡瓜が収穫できる。
4.果実肥大が早く、低温寡日照期でも安定して且つ、連続して長期に渡り多収穫となる。
5.耐病性については、褐斑病・べと病などに強い。
【適応作型】
抑制〜促成栽培に適する。
晩抑制 |
播種期:7月中旬
定植期:8月下旬
収穫期:9月上旬〜11月中旬
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越冬 |
播種期:8月上旬
定植期:9月上旬
収穫期:9月下旬〜12月下旬 |
半促成 |
播種期:10月中旬〜2月中旬
定植期:11月下旬
収穫期:1月上旬〜5月下旬 |
【栽培上の注意点】
1.充分な有機物を投入して、やや高畦を作り、定植前に充分潅水をし保水性を保ちながら、植え穴にも潅水を施した上で、本葉3枚程度の苗を定植し、活着促進を促してやる。
2.活着後はやや潅水を控え、徒長しないようにゆっくりと生育させる。萎れるようであれば、葉水・散水を施し空中湿度を高め、萎れを防止する。
3.下位5節(30cm位の高さ)迄の雌花と側枝は、早めに除去し、以降の側枝の発生を促す。高温期は側枝は各節1節摘心、伸びる孫枝は適宜摘心し、伸びにくい枝は放任し、混み合うようであれば適宜摘心する。吊る降ろし栽培は通常8〜11節の側枝を2〜3本確保しその他の側枝は1節摘心する。草勢の強弱で、吊る降ろしの伸ばす枝は上下に調整する。
4.潅水は、1番果が開花した頃より鉢水程度行い、果実が連続して肥大し始めた頃より徐々に量を増やし追肥も施し始め、樹の老化を防ぎ果実肥大を助ける。
5.葉が混みはじめたら、通風・採光を考えながら適宜摘葉するが一度の摘みすぎは良くない。
※さらに詳しい情報は、弊社営業マンまでお問い合わせください。